update 2000.11.02
新作CD情報
・ 新譜プロトスターズ絶賛発売中
・ タイトル...........プロトスターズ
(haru plays the compositions of WayneShorter)
ミュージシャン............HARU/guitars
Harvie Swartz/bass
Danny Gottlieb/drums,perc.
Produder.........HARU,Yoichi Nakao
Co-producer............Gaku Takanashi, Malcolm Pollack
・曲................2000年への扉(haru)
Beauty and Beast
Black Nile
Calm
Fall
Infant eyes
Foot Prints
Dear Wayne(haru)
Mah Jong
Ana Maria
Beta Pictoris(haru)
*haruとある以外はウェインの作曲した作品です。
・ レーベル..........キングレコード/パドルホイールKICJ393
・ CDを御希望の方は(有)モマオフィス03ー3796ー8280まで
ファックスにて御連絡ください。
・ ライナーは柳沢てつや先生です。
ジャズライフ3月号........プロトスターズに関するインタビュー記事掲載。
4月号.........プロトスターズより名曲「アナマリア」の
コピー譜とテクニック分析記事掲載。
キングレコード/Paddlewheelより発売中!
タイトル「55Bar Sessions」
98年の6月にNYの55バーで行われたライヴをドキュメントとして記録したものです。
55の顔ともいえる初期の頃からのメンバー、マイクスターン、ハイラムブーロック、
レイニースターン、リズムセクションは僕のトリオのダニーゴットリーヴとハーヴィーシュワルツ。
それぞれがギタートリオの形態で演りました。全曲スタンダードです。
録音はなんとマイク2本!!
マイクスターンが僕に言いました。
『いままでスタジオ録音やライヴ(ミクサーを使ったもの)だと自分のアンプから出ている音とちょっと違っているし、ドラムの音にいたってはスタジオの音と現実とは全然違うし、だからオレの一番好きなレコーディングはファンのくれた、55でウォークマンで録音したカセットテープだ。』
というわけで、超高級一発録りが行われました。
マイク2本から各chをプリアンプに入力、さらにコンプレッサーに入力、そしてADコンヴァーターに入力してそのデジタル信号をDATにプリントしました。
エンジニアはマルコムポーラックです。
「ヴァンガードのビルエヴァンス」のような現場の雰囲気がよくわかる録音となっています。
僕のリーダー作ではなくてノンリーダーセッションのCDです。
みんなの普段着の様子がよくわかります。どうぞお楽しみに!!(HARU)
映像詩「山河憧憬」がNHKソフトウェアよりヴィデオになって発売されました。
NHKが誇る映像詩「山河憧憬」がNHKソフトウェアよりヴィデオになって発売されました。
映像詩とはNHKによるハイヴィジョン撮影による映像、著名な詩人によってこのために書き下ろされた詩、
朗読、そして音楽が互いにイーヴンな状態でなりたっている新しい分野でプロデューサー伊藤道生氏が生み出したものでもあります。
96年には国際詩人会議がありそのときは「ライヴ」で「さくら」を上演しました。
そのときのメンバーはHARU(gt), ロブシュイマー、岩崎大輔(pf、kb)、井上陽介(b)、
高橋幹夫(ds)、松坂慶子(朗読)でした。映像のタイムコードを見ながらプレイするというハナレワザであった!
また、「紐育へ」はこの国際詩人会議に出品するために制作されたもので、ロケとレコーディングはNYで行われました。
話はそれますが実はこのレコーディングは一生わすれないでしょう。
ぼくはこのレコ−ディングの前にロスアンジェルスで仕事がありウェインのお家を訪れた。
ショーター家はお家を大々的に改築、リフォームしてるのは知っていたけど、このときアナマリアが
「ね、これもこれも全部よくなったでしょ?
引っ越せとだれが言おうが、爆弾が落ちようが、地震でロスが危ないと言われようがもう絶対ここを動かない!
ここにしがみつく!!」と冗談ぽく言っていた。
そのウェインの長女のミヤコさんが来てみんなでリムジンにのってプレイボーイジャズフェスの会場に向かった。
ミヤコさんは「ダディがリムジンに乗せてくれるのは実は初めてで、ウレシイ!」とか言っていた。
会場ではアナのお姉さんのマリアブッカーがお弁当とワインを作って待っていてくれた。
このときぼくがアルバム「スーパーノヴァ」に入っている「ジンジ」の唄が大好きですと言ったら、「あれが最初で最後のレコーディングなのよね...」と語ってくれた。
「あのとき私は妊娠していてもう臨月だった。主人が(ウォルターブッカー)がウェインのレコーディングに参加しているので観にいったのね。そしてスタジオでジンジをなんとなくハナ唄で歌ってたら、それ、いいじゃない!
それでいこう、とウェインが言ったので歌う事になった。
あれすすり泣きみたいな音が入っているでしょ?
あれは不思議だった。歌っているとお腹が共鳴して赤ちゃんが動くのよ。
何故だか涙が止まらなくなった。
でもあとでお医者に聞いたら妊婦してる時には良くある事だと言っていた。
わたしはシンガーではないのよ、あれが最初で最後。
そして臨月のわたしが心配で付いてきたのがポルトガルからNY大学に留学中だったアナマリアで、ウェインとはその時知り合ったのよ。わたしは次の日子供を無事生んだのよ。」
このあとぼくは一足先にNYに戻りウェイン達を待っていた。
NYではウェインのソロをぼくがエンジニアをして録音するという事もあってエキサイティングだった。
ウェインがソロに別のテイクをオーバーダブをしたくなったときは彼の滞在先のホテルに機材を持っていって録音してしまった。
「詩の朗読のように、しかも紐育で詠いあげるのだ。」といって窓からセントラルパークを観ながら演奏した。
この時、となりの部屋で「疲れたのでここで失礼するわ」といってドアを開けたままでベッドにもぐってウェインの演奏を聞いていた。そしてこれがアナにとって最後に聴いたウェインの演奏になった。
このあとウェインはハーヴィーハンコックと一緒にフランスに発った。
アナは姪がNY大学にいってるので少しNYに滞在してからリスボンの実家に向かうという。
しかし彼女は予定を変えた。ぼくはすでに マスタ−テ−プと共に日本に着いていてアナの電話を受けた。
TWAパリ行きに乗る前だった。
「ウェインをびっくりさせたいのでパリに行く事にした。」..................
ウェインとアナはリスボンのあとには日本に来る予定だった。
開いてる日に温泉に行きたいというので、ショーター家と内の家族で行くようにアレンジした。
ファックスももらった。
ぼくの母の家にまでファックスが来た。
「NHKの芸術的プロジェクトや世界詩人会議に参加できることはすごくロマンがあって嬉しい。
でもわたしがケアできないぶん、ウェインのことをよろしく。」と書いてあるのだ。
アナマリアが墜落したTWAに乗っていた事は全く信じられなかった。
しばらくの間ウェインはギグをキャンセルしていた。
ぼくにとって山河憧憬のこの「紐育へ」の映像と音楽は特別なものになった。
ウェインは『「さくら」もやりたかったよ、だってケイコ(ぼくの妻です。)が朗読してるからさ。
彼女の声の質は特別なものがある。』
といっていた。
しんみりした話になっちゃったけど、これは是非みてほしい!!!
ジャズというスタイルにこだわる程ジャズから遠くなる。
山河憧憬はある意味でジャズなのだ。
詳しい情報はリンクをみてね!!
銀河宇宙オデッセイ
NHKソフトウェアよりヴィデオが再発売となりました。
エピローグ、第1巻より第7巻まで、全8巻です。
日本中のお茶の間でジャズを、お茶の間でウェインショーターを、と個人的にはこんな思いもありました。
効果の今井さんは1巻づつ、テーマ以外は同じ音楽を使わないで行きたいという熱血な思いがあり、できるだけ
答えようと心血を注いだつもりです。
「ぼくはアトランティスではあなたと親友でした。ですから1万年も会っていません。
再会するのに丁度いい機会があります。」といって「オデッセイ」の事を説明してファックスでウェインショーターに送ったら電話があった。テープを送ってほしいということでした。
あとで、アナマリアに聞いたら、この時、彼女は「You've got a friend!」と言ってファックスを渡したそうです。
初めてウェインとスタジオで会った時は「1万年ぶりだなあ!」といってハグされました。
そして生で、目の前でかれの音を聞いた時、心のそこから出てくる音、GUTから出てくる音を聞いて驚きました。
ぼくにとってそれは大事件でした。
音楽とはこういうものなのか、という思いです。
こうして僕は仕事をしながら勉強を楽しくさせてもらっています。感謝!!
ジャコやすばらしいミュージシャンのこともその内ふれたいと思います。
でも僕はまだまだ現在進行形ですから、とりあえず過去を振り返るのはここまで。
とりあえずオデッセイのニュースでした。
詳しい情報はリンクをみてね!!
*現在転載できませんので、それぞれのバックナンバーを御参照ください。
スウィングジャーナル.......’98/2月号(catch up!グラヴィア記事 by Mr.Yoichi Nakao)
Jazz Life..........’98/3月号(グラヴィア/インタヴュー by Steve)
Jazz Life.........’98/10月号(ニュースとインタヴュー)
ジャズライフ増刊号特集ジャズギター/ギタリスト紳士録(’98)
ジャズ批評ジャズギター特集2(’98)
ジャズライフ....2月号(グラヴィア特集/インタヴュー)(’99)
使用楽器
ホローボディー................Gibson ES350-T('59), L-5CES('70) Dangelico New Yorker
ナイロン弦 ................Lowden S25J, Ovation #1863 classic, Godin MIDI/nylon,
スティール弦 ................Martin J40M, Larrivee OM-10S angel
エレクトリック................Fender Storatocaster('68)w/MIDI, Herritage ES-535
9strings & 12strings.........Takamine, Ovation CS245
etc.
AMP............Yamaha Soldano T-100, Acoustic 164, Mesa/ Boogie DC3, etc.
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ジャズライフ(2月号)インタビュー
同 (3月号)名曲アナマリアのコピー譜掲載、テクニック分析
(CDプロトスターズより)
update 2000.11.02